大きなしろねこと小さなしまねこ
次の日、しまネコは、また高い塀の上にいました。
小さなしまネコは、小さなお口に、
いつかの夜に大きなしろネコと一緒に食べたお魚をくわえていました。
それを塀の上において、しまネコはその側に丸くなり、
また長いこと、何かを考えていました。
その次の日、しまネコは、また高い塀の上にいました。
小さなしまネコは、小さなお口に、
小さな空き地で大きなしろネコと一緒に遊んだねこじゃらしをくわえていました。
それを塀の上において、しまネコはその側に丸くなり、
また長いこと、何かを考えていました。
その次の日も、しまネコはまた高い塀の上にいました。
小さなしまネコは、小さなお口に、
可愛らしいねずみのおもちゃをくわえていました。
それはいつだったか、しろネコがしまネコと遊ぶのにお屋敷から持っていったものでした。
それを塀の上において、しまネコはその側に丸くなり、
また長いこと、何かを考えていました。
時折、小さな声で、「にゃあ」と鳴いてみました。
頭の上にあったお日様が、西のお空に沈むまで、しまネコは塀の上にいました。
小さなしまネコは、小さなお口に、
いつかの夜に大きなしろネコと一緒に食べたお魚をくわえていました。
それを塀の上において、しまネコはその側に丸くなり、
また長いこと、何かを考えていました。
その次の日、しまネコは、また高い塀の上にいました。
小さなしまネコは、小さなお口に、
小さな空き地で大きなしろネコと一緒に遊んだねこじゃらしをくわえていました。
それを塀の上において、しまネコはその側に丸くなり、
また長いこと、何かを考えていました。
その次の日も、しまネコはまた高い塀の上にいました。
小さなしまネコは、小さなお口に、
可愛らしいねずみのおもちゃをくわえていました。
それはいつだったか、しろネコがしまネコと遊ぶのにお屋敷から持っていったものでした。
それを塀の上において、しまネコはその側に丸くなり、
また長いこと、何かを考えていました。
時折、小さな声で、「にゃあ」と鳴いてみました。
頭の上にあったお日様が、西のお空に沈むまで、しまネコは塀の上にいました。