大きなしろねこと小さなしまねこ
そんなある日のこと、
小さなしまネコは、大きなしろネコの住むお屋敷に入り込みました。
大きなお屋敷の残飯をあさりに来たのです。
しまネコは、お屋敷の中をご飯を求めててくてく歩いてゆきました。
その時、大きなしろネコは、お屋敷のお庭でご飯をいただいている所でした。
お肉やお魚がやわらかくくだかれ、トロッとしたソースがかかっていました。
それは、しろネコの大好きなご飯でした。
しかし、あまりにも大きな器にたくさん盛られているので、
いつもしろネコは食べきれずに残してしまうのでした。
そこに、しまネコがやってきました。
大きなしろネコと、小さなしまネコは見つめあいました。
大きなしろネコは、自分以外のネコを見るのは初めてでした。
小さなしまネコは、こんなに大きなネコを見るのは初めてでした。
しばらく見つめあったあと、小さなしまネコが言いました。
「そのご飯はおいしいの?」
それから、ややあってから、大きなしろネコは答えました。
「うん、おいしいよ。」
そして、また2匹は見つめあいました。
小さなしまネコは、大きなしろネコの住むお屋敷に入り込みました。
大きなお屋敷の残飯をあさりに来たのです。
しまネコは、お屋敷の中をご飯を求めててくてく歩いてゆきました。
その時、大きなしろネコは、お屋敷のお庭でご飯をいただいている所でした。
お肉やお魚がやわらかくくだかれ、トロッとしたソースがかかっていました。
それは、しろネコの大好きなご飯でした。
しかし、あまりにも大きな器にたくさん盛られているので、
いつもしろネコは食べきれずに残してしまうのでした。
そこに、しまネコがやってきました。
大きなしろネコと、小さなしまネコは見つめあいました。
大きなしろネコは、自分以外のネコを見るのは初めてでした。
小さなしまネコは、こんなに大きなネコを見るのは初めてでした。
しばらく見つめあったあと、小さなしまネコが言いました。
「そのご飯はおいしいの?」
それから、ややあってから、大きなしろネコは答えました。
「うん、おいしいよ。」
そして、また2匹は見つめあいました。