運命の人〜先生と私の10年間〜
「お前も終わったのか?」

こまっちも笑顔で話しくれる。



「終わったよぉ!喉乾いたから飲み物買いに来たの。」



テニスコートの脇にある自動販売機に行くと嘘をついた。



瞬に会うかもしれない。奈美に会うかもしれない。


そんなことどうでもよかった。



ただこまっちに会いたかったんだ。


< 14 / 88 >

この作品をシェア

pagetop