運命の人〜先生と私の10年間〜
「なんだ、お前聞いてなかったのかぁ??」




「き・・聞いてたよ!!!」




見透かされているような恥ずかしさが込み上げてくる・・




「じゃあね!!!!」




「また分からないとこあったら聞きに来いよ」





こまっちは笑いながらそう言った・・




「・・・・がんばれ・・」



こまっちは椿の後ろ姿を見ながら呟いた。








放課後の教室 




私はがんばって勉強を終わらせた。




明日から学期末・・・






教室を出るとそこにこまっちが待っていた。


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