運命の人〜先生と私の10年間〜

こまっちを避けるように学校生活を行っている椿。すでに2ヶ月経っていた。


「椿最近変だよっ?なんかあった?」


雅が椿を心配していた。

椿はこみ上げてくる涙を抑えきれず、雅の前で泣き出した。

「雅〜…うっ…うっ…」


雅は椿を抱きしめた。


「大丈夫。落ち着いたら話してくれれば」


椿は雅の腕の中で泣き続けた。
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