運命の人〜先生と私の10年間〜
雅が押してくれた背中が暖かい


私は走って職員室に向かった



息を切らしながら、職員室前に到着。




すると、こまっちがいた。




「はぁはぁ……」


私は息切れで言葉がでない


「よぉ、廊下は走るなよ」


そういって、こまっちは私の横を通り過ぎていった



えっ………



私は声が出なかった。


出せなかった



その場で私は立ったまま動けなかった

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