年下の悪魔
はじまりの終わり
次の日、カーテンを閉め忘れた私は、窓から差し込む日差しと、全身の痛みで目を覚ました。
朝…か。
あー、昨日は遊び倒したもんなぁ。
あぁ、ダメだ、全身ヒリヒリする。
寝返りも打てない。
けど、いつまでもこうしてゴロゴロしてるのもなぁ…。
無造作に枕元に手を伸ばし携帯を探した。
…もう、これ癖になっちゃってるよ。
携帯を開くと、涼君からメールが来てた。
ピッ
Date:涼君
Sub:Re:
本文:日焼けで全身ヒリヒリしてる
ふふっ、一緒だ。
時間は…もう13:24。
もぅお昼過ぎてんじゃん。
今日は17:00から仕事だ。
そう思うと…あー、完全に寝過ぎだ。
とりあえず、お昼ごはんだ。
でも、この暑い中台所で料理するなんて絶対無理だ。
カップラーメンでいいや。
何1つ変わらない日常。
仕事が怠い
寝過ぎて体も怠い。
変わったのは私の気持ちだ。
カチカチ、カチカチ…
To:涼君
Sub:Re:
本文:私も全身痛ぃ今日、仕事終ゎったらちょっとだけ会ぇなぃ?昨日の今日で悪ぃんだけど、ちょっと話がぁるから