年下の悪魔
仕事が終わり、あったかいラーメンを食べながら携帯チェック。
はぁ…あったまる。
お店の厨房は寒いから。
…ま、私のハートも何となーく寒い。
涼君からのメールは0っ!
別に毎日メールが欲しいだなんて言わないけど…
やっぱ忘れてるのかな?
6日は――――――――――――――
カチカチカチ
To:涼君
Sub:Re:
本文:ぉ疲れ今仕事終ゎってご飯食べてるんだ♪
ラーメン、超美味しぃ
【送信しました】
ま、わざわざ
「6日は何の日だ?」なんて聞くのも悪いし
涼君には日頃から何かとお世話になってるから
忘れられててもいっか。
それに忙しいのに時間作っても貰うのも悪いし。
何か…私達って順番おかしいよね?
最初、セックスから始まって、キスして付き合って。
それに涼君の事は昔から知ってたし
普通のカップルと違ってときめきらしいときめきがないんだよね。