年下の悪魔


「…じゃぁ、本当の事言えばいいんですか?」


暗い車内、目が慣れると、少し困ったような傷ついたような顔をした悪魔がいる。


恐怖の中、うっすら残った理性で何とか涼君の言葉を聞き取った。


本当のこと?














「俺はゆいさんのことが――――――――…」

















今何て言ったの…?

その台詞は




























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