年下の悪魔
「もし俺からのメールや着信を拒否したり勝手な行動取ったら、これ即効バラまきますよ」



これ、夢だよね…?

涼君が



こんな事する訳ない…。




「お店の店長やママ達、びっくりしますよね~?あと、ほら、あのバイトに来てた高校生の男の子いたでしょ?あの子に見せたらある意味喜びそうですよね~」



涼君は、確かに悪魔みたいな子だけど



「そうなったら、あの子の相手もしますか?」



こんな子じゃない。




「ま、そんな事許しませんけど」







こんな、悪魔そのものじゃない。






「お前の体は俺のもんだ」








今目の前にいるこの人は、誰?

涼君じゃない。


あんたなんか


涼君じゃないっ!
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