大好きな君
一緒にいたいけど
小学生
小学5年生
小学校に入学してから、5年がたった今も2人は一緒にいた。
「仄!遅刻するぞー」
「結城ぃ、ちょっと待ってよ!宿題終わってないっ!」
「はぁ?……ったく、しゃーない、俺の見せてやるから」
仄は忘れっぽくて
成績はクラスで下から3番目ぐらい。
だけど、とっても優しくて女の子から頼られる存在になっていた。
結城は成績優秀。
去年から始めたサッカーはチームでずば抜けて上手い。男の子達の中心になって周りを明るくする子になっていた。