大好きな君

でも、冗談でもやっぱキツイ。


思わず出そうになった涙を隠すために、俺は仄の前から立ち去った。


「じゃあ、言ってくるな!」


教室に言って、冬麻に伝言を伝えた。


「ほんと?!仄ちゃんが?!」

「あぁ、だからちゃんと言って来いよ!」


「ありがとな結城!やっぱいい奴だな」


心が痛んだ。


< 19 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop