大好きな君

「ただいまぁ」



「結城おかえりー!」



家に帰るといつもの様に母さんがキッチンから出てきた。


「母さん!あのさ…塾の先生に中学進学進められたんだ。サッカーが強いらしい。」


きっと私立は高いから、あまり行きたいとは言えなかった。


それに、まだ決められない。


< 22 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop