大好きな君

次の日いつもの時間に仄の家に行った。

「結城おはよ!聞いて聞いて!昨日ね、頑張って冬麻くんにチョコ渡したの。そしたらね、冬麻くんもあたしの事好きだったって!」


仄はとても嬉しそうに話し始めた。


正直話を聞いてるのはつらい。

俺はずっと側にいたのに。

でも、それを言ったら仄を困らせてしまう。

冬麻とせっかく両想いになれて嬉しそうにしてる仄を困らせたくはない。
< 24 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop