大好きな君

「良かったじゃん!そうだ!帰りとか冬麻誘ってみれば?」

俺は仄とこれ以上一緒にいたくなかった。

「そうだね!ありがと、聞いてみる」



学校への道程がいつもより長く感じた。


「あ!!俺、教室当番だ!ごめん、先行くな?」


とうとうその場にいられなくなり、嘘をついて走りだした。

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