大好きな君

「結城くん、びっくりして帰っちゃったみたいなの」

「帰っちゃったの??」


途端に仄の顔が曇った。


「血が出てたからね……明日、結城くんに大丈夫って言ってもきな?」


「うん!そうする」

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