学校の怪談 1



下校時間になったら速やかに帰るようにと言うようになった。
校長先生は、もしかしたら茜という少女が本当は下校時間になったら誰もいない状態になってほしかったのではないかという事を話したのだった。

それからというもの、とある小学校では、下校の放送はせず、チャイムが鳴ったら速やかに先生も生徒も含め下校するようになった。



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