再恋─天使になった君へ─
先生と私*莉亜side
『先生おはよっ』
『おう、おはよっ
昨日はちゃんと帰れたか?』
先生は昨日のこと
誰にも言ってないみたい。
生徒が夜中に遊んでたなんて
校則の厳しいこの学校では謹慎になってしまうだろう。
なのに先生は私の心配までしてくる
先生ってほんとばかだよね。
『大丈夫だったよ。
彼氏が迎えにきてくれたの』
私は平気で嘘をつく。
彼氏なんて居ない
なのに先生の反応がみたくて
先生の気持ちが知りたくて
また私は可愛くない事をいう。