【完】7 Days ー先生と甘い日々ー
第12章 好きということ
急に緊張してきたあたし。
まさか先生が、ずっと前から知ってる人なんて。
「ひなた、2階上がろう?俺の話聞いて。」
「…うん。」
あたしの部屋に入った先生はドサッとベットに座った。そして隣をぽんぽん叩く。
あたしが隣に座ると先生が話しはじめた。
「俺が12んとき、ひなたはまだ6歳だった。いつも俺の後ろに付いてきて、『大きくなったら俺のお嫁さんになりたい』とか言って、
アイスとかも俺がチョコ味だったら、お前もチョコ持ってたのに違うのに替えて『蓮くんのちょっとちょうだい』って妹みたいで可愛くて。」
あたし、そんなことしてたんだ。
あたしの目を見ながら話す先生。