【完】７ Days ｰ先生と甘い日々ｰ

「俺が父親と喧嘩したときでも、お前は笑って俺の隣で学校とかしょーもない話してた。なんか癒されて。


俺が中学から北海道行くってなったときに言うのが辛くて、お前泣くのわかってたから。」



だから何も言わないで行っちゃったんだ。



「俺もキャラじゃねぇのに寂しくてさ、でも妹としてだと思ってた。だからどっかで楽しく生活してんだろうと思って、俺も自分なりに頑張った。それなりに女と付き合って遊んでた時期もあるけど、何でたかひなただけは忘れられなかった。


で、大学は医学部行って、ついでに教員免許も取って、親父に『俺んとこの病院で働け』って言われたときも迷った。このまま病院継いでいいんかなって。もう一度ひなたに会いたかったから。」