【完】7 Days ー先生と甘い日々ー


押し倒して直もキスを続ける先生。離れたと思ったらまた戻ってくる。


強引で何故か優しくて、あたしの髪や頬を何度も撫でる。




されるがままの自分が悔しくて涙が出た。


その涙が先生の撫でてる手に当たったのか、ハッとしたように先生が唇を離した。



先生があたしを起こして、ぎゅっと抱きしめる。


「やだ!離してください!」

「何で。慰めてあげてんだろ。」

「誰のせいだと思ってんの!?」



そっと離すと、親指であたしの涙を拭き取る。


その顔が見たことないくらい優しくて、こんな状況なのに不覚にもカッコイイと思ってしまった。



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