【完】7 Days ー先生と甘い日々ー
「あ、あたし今日朋ちゃんと夜食べに行くから先生、ちゃんとご飯食べてくださいね。」
「何時に帰んの?どこに食べに行くの。」
「え。」
先生、お母さんみたい。
何時とか言われてもわかんないんだけど。
「えっと、学校の駅の近くのとこです。スーパー曲がったすぐのとこ…。何時かはわかんない。」
「じゃあ帰るとき電話しろよ。わかった?」
「……。」
眉を寄せて先生を見るあたしに、先生も不満そうな顔をする。
「何。」
「何ってあたしの台詞ですー。何なんですか。別にあたしがどこ行こうが先生には関係ないじゃん。」
「関係ねぇけど心配すんだろ。」
そう言うとスッとあたしから離れて学校に行く準備をする。
そんなこと言われて、あたし赤面なんですけど。