【完】7 Days ー先生と甘い日々ー
ワイシャツを着て、黒淵メガネを掛けている。
学校行くのかな…。
「大丈夫か?これ食べれる?」
そう。
あれから思いっきり熱を出しちゃって。倒れちゃったあたし。
「熱いから気をつけろよ。…お前熱上がった?顔赤いけど。」
「えっ?いや、そんなこと…」
好きだと分かったからって、いきなり素直にはなれない。恥ずかしすぎる。
ふっと手が伸びてきて、おでこを触る先生。みるみるうちに赤くなるのがわかった。
「先生…学校行くの?」
きっと不安な顔してる、あたし。
だって行ってほしくないもん。
すると、先生の顔が近付いてきて唇が塞がれる。
「…っ。」
それはすぐに離れて。
「こんな状態のひなた置いて行かないよ。」