【完】7 Days ー先生と甘い日々ー





「先生、ごめんなさい。」

「もう良いから。寝ろ。」


言葉は不器用なのに、あたしの頬や髪を撫でる手はすごく優しい。


ドキドキするけど、安心する。

「先生…寝るまでここにいてね。」


ベッドから手を伸ばして先生の服を掴む。びっくりしたように目を見開く先生は、だんだん赤くなってる気がする。

でもそれはすぐに意地悪な顔になって…


「お前、俺のこと好きだろ。」

「えっ?」


先生の言葉に、熱でボーっとしていた頭がハッとする。




「冗談だよ。早く寝ろ。」


服を掴んでいた手はいつの間にか先生の手と繋がっていた。

それがすごく安心できて、睡魔に襲われた。




先生…、好き。


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