【完】7 Days ー先生と甘い日々ー
「先生、先にお風呂に入って来たら?まだご飯出来てないから…。」
「…一緒に入る?」
え!!?
先生の言葉に思わず先生を見上げた。
「冗談だよ。入ってくる。」
にやりと笑った先生は、あたしの頭をポンッてしてお風呂場に向かった。
一気に赤くなるあたしの顔。
ドキドキしたらダメなんて無理。
先生を好きにならない努力なんて、できないよ。
先生がお風呂から出たら、ふたりで最後の夜ご飯を食べた。
“高田先生も、小野田先生に狙われてるって噂”
もしかして、今までご飯誘われたりしたことあるのかな?
「ん?」
口の中をもぐもぐしながら聞いてくる先生。
可愛い…。
「なんでもない。」
そう言って下を向いた。
少し赤くなった顔を隠すために。