【完】7 Days ー先生と甘い日々ー
「はぁ。」
ドサッと音がして、先生がソファーに勢い良く座った。
あたしは洗い物をしながら、先生を盗み見る。
「ひなた、こっち来いよ。」
そう言って、隣をぽんぽん叩く先生に黙って頷いた。
最後くらい…良いよね。
「今日、疲れた。」
グイッとあたしの肩を引っ張って、先生の胸に右の頬がぴったり引っ付く。
ダメ、ダメ、ダメだよ。
先生の温もり。
厚かましく、覚えちゃいそうで怖い。
「せ、先生、あの小野田先生…」
「小野田先生?」
「狙われてるってホント?」