【完】7 Days ー先生と甘い日々ー


先生の腕が弱まったと思ったら、先生がくるりとあたしを先生の方に向かせた。


見上げる先生は真剣な顔で、かっこいい。

ドキドキする。



「好きだ。ずっと前から。」


…ずっと前?



微笑んだ先生。

それは一瞬しか見えなくて。

次の瞬間には、唇に暖かいものが押し当てられてた。



涙を流しながら、キスを受け入れるあたし。



先生が髪の毛の間に指を通しながら、

もう片方の手で、あたしの頬を触りながら、


優しく優しくキスをした。




背中に伸びそうになる手を、ぐっと我慢する。


先生、ごめんね。

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