【完】7 Days ー先生と甘い日々ー
な、何これ…。
「タケとか言うな。」
「んぅっ…」
あたし、キス、されてる??
「は、離して……せんせ…。」
腕を掴む先生の手が熱い。
力強くて優しいキス。
懐かしいような、涙が出そうなキス。
唇が離れたときには、酸欠で頭がボーっとした。
「……なんで?」
どうしてキスなんか…
「言ったろ?お前が好きだって。」
笑う先生は、そのまま視線を前に向けて車を走らせた。