【完】7 Days ー先生と甘い日々ー
第11章 先生の正体
「じゃあ、飯島は僕が送ります。」
「はい。高田先生、よろしくお願いします。」
校長先生に頭を下げて、再び先生の車に乗り込む。
「今日、お母さんいる?」
「うん…いるけど、でも夜は友達のところ行くって。」
「そろそろ言っておこうと思って。」
何を?
ていうか何でお母さん??
--プルルル
携帯が鳴って、開くと「タケくん」の文字。
あ…。
チラッと先生を見ると、あたしを横目で見ながら「出ていいよ」と言った。
「もしもし?」
『あ、俺、安藤だけど、…今日大丈夫?』