破壊都市
破壊完了
………
………………
……………………!!
あれからどのくらい経ったのだろうか…
「………うぁ!」
右足に強烈な痛みが走った…
そして周囲を見て驚く…
自分はどこかにタイムスリップしたのだと……
「…………あぁ……!」
最初は雪が積もった土地なのだと思った…
触っても冷たくない………
よくよく手を見ると至る所に擦り傷があり、場所によっては出血していた…
そして手に触れてるものが白い砂だということにも気づく……
視野を広げるとガラスの破片や真っ黒な木片、まだ燃えかけている布切れ、綿毛など……
どこかの海岸にでもいるのかと思ったが、それは更に視野を広げた先に見えたもので全ての記憶を取り戻した…