流星群~大好きなキミに~
その昔の事を思い出すと、
涙が伝うー・・・。
昔の事なんて忘れてるはずだったけど、
あのときの事は明確に覚えてる。
あたしにとって人生最大の転機だから。
ガラッ。
「せんせ~。・・・チッ、いねぇのかよ。」
なんだ?この柄悪い生徒。
シャッ。
閉じてあったベットのカーテンを開いた。
「・・・・浅井じゃん。
お前泣いた・・・・?」
「泣いてない!!ちょっと欠伸しただけ!!!
っつか航は何のようなの?」
ぁ、コイツは仁科 航(ニシナ コウ)
あたしの幼馴染で、病気のことも一番知ってる。
「ダルいから来ただけ。
っつかお前大丈夫なの?身体。」
「最近、調子いいのっ!!!!
だから心配無用☆」
「ならいいけど.........。」