流星群~大好きなキミに~
流星群と君
歩いて5分くらいのトコロに、
河川敷がある。
そこに腰掛け、空を見上げた。
空ってこんなに広かったっけ?
初めてみたような気分。
流星群はまだみたい。
ボーっと空を見上げる。
「ねぇ、隣、いいかな?」
それは一人の男の子の声だった。
「ぁ、ぅん・・・・。」
「今何歳?
俺は中3だけど・・・。」
「あたしも中3!!!!」
「そうなんだ!!
俺は大川颯太(オオカワ ソウタ)。」
「あたしは、浅川奈菜!!!
奈菜って呼んで?」
「じゃ、俺の事は颯太でいいよ。」
これが、あたしを大きく変える出会いだった。