流星群~大好きなキミに~
目を開けるとそこは病院だった。
体を起こすと、
「ぁ、目覚めた?」
「颯太ー・・・。
なんでいるの?」
「オレが学校でて、
チャリで走ってたら道で奈菜が
うずくまってるし救急車呼んだんだよ。」
「颯太が?
・・・迷惑かけたね、ごめん。」
「全然いいよ。」
颯太は優しい笑顔で言う。
あたしは、ハッと思い出す。
今日は平日。
「ねぇ、颯太。
学校はどうしたの?」
「ぁ、学校?