流星群~大好きなキミに~
「ぇーっと・・・ぁ。
進路希望出してないヤツ出せー!!」
ぁ、出してないゃ。
ま、いっか☆
テキトーに選んでおこ。
「おい!!!浅井、進路希望出せ!!」
げ、気づいてるし、おっちゃん。
「・・忘れましたぁー・・・。」
「今日までだぞ!!!!???」
「どーせ、あたし高校行かないもん。」
・・・・ぁ、口滑った。
奈菜、高校行かないの?
まじで?
という声が聞こえてくる。
教室の中で事情を知ってるのは先生だけ。
「気分悪いんで、保健室行ってきます・・・」
そう、言い訳をつけて教室を出た。