流星群~大好きなキミに~
「わかったぁー!!
ぁ、柚子もう帰るね、じゃぁね♪」
と可愛らしい笑顔で
ひらひらと手を振った。
あたしとすれ違ったそのとき、
「最悪。」
と、コソッと囁いた。
あたしはビックリして振り向くと、
柚子ちゃんはあたしの方に背を向け歩いていた。
気のせいかな・・・?
そう処理した。
まさか、柚子ちゃんとの出会いで
あたしの想いが狂うなんて思ってもなかった。
そして、柚子ちゃんを傷つけた。
柚子ちゃん、ごめんねー・・・・