流星群~大好きなキミに~

病室で一人の夜。






なぜか寂しい夜。








携帯を取り上げられ、颯太にも電話出来ない。








颯太の声が聞きたい。





颯太の話を聞きたいよー・・・・・









いつからあたしは颯太の事を





こんなにも好きになったのだろう。











発作が起きて助けてもらったときから?





病気の事を聞いてもらったときから?






ううん。





流星群の下で出逢ったときからだ。







寂しい一人の夜は、そんな事を一晩中考えていた。








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