流星群~大好きなキミに~
高校に行けない理由
----------4年前-------------------------
「奈菜ー!!!早くしないとチャイム鳴るよ!!」
私達はまだ幼い小学6年生。
移動教室のため教科書を持って走る。
走ってると、
胸が苦しくなってきて、いつの間にか倒れていた。
目を開けた時にいたのは病院だった。
「.......な!!!
...奈菜ッ!!!!!???」
周りには、母親と姉がいた。
父親は遅れてやってきた。
しばらく入院させられた。
意味もわからず。
でもある日、こんな会話を耳にしてしまった。