流星群~大好きなキミに~
病室を出ず、ベットに戻り泣いた。
泣き崩れた。
今まで普通に生きてたあたしが、
高校生で死ぬって宣告されて、
頭が混乱した。
なんであたしが早く死ななきゃいけないわけ?
泣いて、泣いて・・・・。
すると、母親が何事もなかったように
「奈菜ー、どうしたの?」
平然とあたしのトコロに来た。
そんな母親に妙に腹が立ち、
「.........意味わかんない......。」
「え?」
「なんであたしが死ななきゃ行けないわけっ!!!!??
しかも高校生までしか生きられないんでしょ!!!!??なのに平然とした顔で来ないで!!!!
ムカつくんだよっっ!!!!!!!!!!」
泣きながら大声で訴えた。
母親は何も言わない。
同じ病室の人は、こっちを見ている。
「奈菜・・・ごめんね?」