流星群~大好きなキミに~

病室を出ず、ベットに戻り泣いた。





泣き崩れた。






今まで普通に生きてたあたしが、




高校生で死ぬって宣告されて、





頭が混乱した。







なんであたしが早く死ななきゃいけないわけ?





泣いて、泣いて・・・・。








すると、母親が何事もなかったように




「奈菜ー、どうしたの?」





平然とあたしのトコロに来た。







そんな母親に妙に腹が立ち、




「.........意味わかんない......。」





「え?」





「なんであたしが死ななきゃ行けないわけっ!!!!??
しかも高校生までしか生きられないんでしょ!!!!??なのに平然とした顔で来ないで!!!!




ムカつくんだよっっ!!!!!!!!!!」






泣きながら大声で訴えた。






母親は何も言わない。




同じ病室の人は、こっちを見ている。







「奈菜・・・ごめんね?」






< 7 / 51 >

この作品をシェア

pagetop