マイ・スペース

駅の近くにあるドトールに入って、私はカエフェラテ、彼はコーヒーを頼んだ。

今ではほとんど禁煙状態だったはずなのに、急な展開についていけなくて無性に煙草が恋しくなってしまった。


「どーした?やっぱ都合悪い?」

久しぶりに会うのに、昔のように私のちょっとした変化も見過ごさない彼。


「ううん。なんでもない」

ハヤテの前に座って、ごまかすようにラテを飲んだ。


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