マイ・スペース

マコちゃんの友達だったのか。

二人が楽しそうに話している様子を見ると、なんとなくわかった。


俺が近づいていくと、彼女は俺に気づき「コウ先輩」と声をかけてくれた。

マコちゃん、久しぶりだね。ホントですね。

なんのたわいもない会話をしている間、カエデちゃんは俺たちのやりとりを聞きながら、静かに煙草を吸っていた。

マイセン3ミリ。親父の吸う煙草だなー。と、見た目とのギャップに内心笑いながら、マコちゃんと話していた。



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