【花集】恋の打ち上げ花火
炸裂
三人の息子達は、たっぷり1時間はお昼寝しただろうか。
双子がゴソゴソ動き出す頃、ジウさんもグルリと身体を捻って上を向いた。
「マキ、オハヨ」
パッチリ開いた、優しい瞳と目が合った。
「お、お目覚めですか……」
「ウン、ヨクネタ、ゲンキヒャクバイ」
「やだ、ジウさんたら、そんなの何処で覚えたの?」
わたしがクスクス笑ってる間に、ジウさんは勢い付けて起き上がった。
「アキ、オモカッタ? アリガト」
「え、いえ、全然です。良く寝れて良かったです」
「マキハツカレテナイ?」
「あ、わたし、こう見えて体力だけはあるんです」
毎日、双子のお守りで鍛えてるから、ちょっとやそっとじゃへこたれません。
ジウさんは、そんな威勢のいいわたしの様子を見て、クスリと笑った。
「マキ、タノモシイ、ヤッパリオモニ」
(オモニ……って、ジウさんてば、そればっかり)
わたしは何だか、ちょっと悲しくなって目を逸らす。
双子がゴソゴソ動き出す頃、ジウさんもグルリと身体を捻って上を向いた。
「マキ、オハヨ」
パッチリ開いた、優しい瞳と目が合った。
「お、お目覚めですか……」
「ウン、ヨクネタ、ゲンキヒャクバイ」
「やだ、ジウさんたら、そんなの何処で覚えたの?」
わたしがクスクス笑ってる間に、ジウさんは勢い付けて起き上がった。
「アキ、オモカッタ? アリガト」
「え、いえ、全然です。良く寝れて良かったです」
「マキハツカレテナイ?」
「あ、わたし、こう見えて体力だけはあるんです」
毎日、双子のお守りで鍛えてるから、ちょっとやそっとじゃへこたれません。
ジウさんは、そんな威勢のいいわたしの様子を見て、クスリと笑った。
「マキ、タノモシイ、ヤッパリオモニ」
(オモニ……って、ジウさんてば、そればっかり)
わたしは何だか、ちょっと悲しくなって目を逸らす。