運命ではない。~好き.大好き~

最低


そう,そのころから
ひろきのことは考えていたが
行動に移すのはやめようと思った。

まずなんで別てたのかから…

疲れたとかいってたのは
送り迎い。かかわり。

愚痴とかいっぱい聞いてもらって
ひろきはただただ聞いてた。

かわいそうなことした。
というか最低だ。

わたしは本当に人の気持ちが考えられない
最低女。

でも高校生になって
たっくんと付き合ってわかった。

たっくんは元気で明るく話がうまい
…だからお互いの愚痴を聞くことができた。

世の中にはいいたいことがあっても
言えない人。そうひろきのような人は
どこにでもいるんだって。

あのときのわたしは
ひろきが話そうとすること
全部を聞かず自分の話ばっかりだった。



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