年下な彼氏
【奎太】
俺と先輩が付き合いはじめて少したった。
なぜか、姉ちゃんの部屋にいる俺。
「奎太とあやって、デートとかしないの?」
姉ちゃんに言われた一言。
「は?」
「だから〜、どっかに出かけたりとかしないのって聞いてるの」
そういえば、2人で出かけたことないな。
「男なんだからあんたから誘いなさいよ?きっと、あやも待っているわよ。」
「マジか…。考えたことなかった。」
「じゃぁ、頑張りなね〜」
姉ちゃんはそう言って部屋を出ていった。
放課後、図書室で先輩を誘ってみようか。