年下な彼氏



次の日。



放課後、図書室に行くとやっぱり先輩がいた。



本を読んでいる先輩をじっと見ていたら、視線を感じたのか先輩が振り向いた。



「あっ、昨日の…」


「こんにちは。先輩」


「えっと…名前…」



そういえば名前、言ってなかったか!



「俺、奎太!」


「松本あやです…って知ってるんだっけ。」


「奎太くんもよく図書室に来るの?」



え?俺が?



「まさか!先輩に会うため」


「あたしに…?」


「うん。先輩に会いたいから」



真っ赤になる先輩がすごくかわいい。



「ちょっと、からかわないで!」



必死になる姿もかわいい。



「本当だよ?」


「……///」


「また来るね。先輩」



今日は名前を覚えてもらったし先輩のかわいい姿も見れた。



これから頑張るぞ〜!
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