年下な彼氏
【あや】
4月。
奎太にプロポーズされた。
あたしの誕生日に。
びっくりしたけど、それよりも嬉し涙が溢れた。
「あたしで…いいの?」
「あやじゃないとダメなんだ。」
「はい…」
そのあとは奎太の家に挨拶に行ったりあたしの家に挨拶に行ったり。
奎太のお母さんとお父さんは真面目そうな人だった。
だけど、すごく優しくて馴染みやすい人だった。
あたしのお母さんとお父さんもすごく喜んでくれた。
もちろん、麗美となづも。