未来設計
大工の建太
中学3年の時の俺の夢…
それは父親の後を継いで大工になることだった。
中学校を卒業し、工業高校の建築科に進学した俺は大工よりも家やビルを設計する設計士に憧れた。
設計士になりたいと思った俺は父親に正直に大工よりも設計士になりたいと言った。
反対されるかと思っていたけど…
父親は賛成してくれた。
お前と一緒に現場で働くのも夢だったけど…
お前が設計した家を父さんが建てるのもいいなぁと笑って言った。
香織も大学に進学するし、俺まで大学にいって、うちの家計は大丈夫なのかと心配になったけど…
じぃちゃんが今まで俺のためにコツコツためてくれていた貯金があって。
そのお金で俺は専門学校に行った。
それは父親の後を継いで大工になることだった。
中学校を卒業し、工業高校の建築科に進学した俺は大工よりも家やビルを設計する設計士に憧れた。
設計士になりたいと思った俺は父親に正直に大工よりも設計士になりたいと言った。
反対されるかと思っていたけど…
父親は賛成してくれた。
お前と一緒に現場で働くのも夢だったけど…
お前が設計した家を父さんが建てるのもいいなぁと笑って言った。
香織も大学に進学するし、俺まで大学にいって、うちの家計は大丈夫なのかと心配になったけど…
じぃちゃんが今まで俺のためにコツコツためてくれていた貯金があって。
そのお金で俺は専門学校に行った。