未来設計
僕に木琴が似合っていたのかどうかは分からないけれど。

僕は…木琴がメキメキと上達して。
演奏会などでもメンバーとして出場するようになっていた。

吹奏楽部の中で…
僕は木琴を含めた金管楽器のパート部長となり、いろんな話しをみんなとするようになった。

みんなは…けして僕の意見をバカにしたり、話しもろくに聞かないで却下するようなことはしなかった。

嬉しかった。

みんなで演奏会のために頑張って練習して。
良い演奏ができた時は嬉しくて。
嬉しくて。

初めて達成感というか充実感を実感した。

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