未来設計
僕は頷いた。

夢子はクスッと笑って。
「でもなれたでしょう?」
と言った。


夢子の夢は実現した。

夢が実現した夢子…
いろんなことを学び、いろんなことを体験して。
大きくなった。



せっかく掴んだ夢を手放さないといけなくなった夢子。
どれほど、つらかっただろう。

だけど。
そのぶん夢子は他の子より大人になっていた。


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