未来設計
ガリ君は今、未来が見えない真っ暗の中にいて、そこから逃げだそうと必死にもがいている。
もがいて。
もがいて。
苦しくて。
自分の辛さを少しでも減らしたくて、お父さん、お母さんに暴力をふるって暮らしている。
中学生のガリ君は感じていた…
夢を見ることには…お金が必要だということ。
ガリ君は苦労して働いているお父さんを見て育ったから。
親に迷惑はかけられないと感じていた。
だから。
いろんな夢を見ても、それが学校にいかないと、とれないような資格だと。
うちには進学するお金はないとあきらめた。