生徒会長×おバカ姫

狼くん×赤ずきんちゃん


ーほ・・・へ?

私はギョッとした。

だって、顔を上げると知らない男がベットの横のイスに座ってて。

それで、私の顔を覗き込む、整った顔があった。

「平気か?」

ネクタイの色を見れば分かる、青は二年生の色だ・・

上級生かぁ・・

因みに、赤は一年、緑は三年だ。

「おいっ!聞いてるわけ?」

硬直して固まっている私にイライラしてるような顔で尋ねるその男に多分腹が立ったんだろう・・

そいつを思いっ切り睨みつけて言ってやった。

『うるさい!私は頭が痛いのっ!ちょっと静かにしてくれない!』

や、やってしまった・・

女王の口癖が・・

『なっ!』

驚きを隠せないと言わないばかりに私を見ている。

『・・ちっ。上等じゃねーか』

そうやって、私の夢の学園生活は履かなく散った。







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